8月31日の園長便り

2009.08.31

夏休みも終わり、2学期がスタートしました。今年は新型インフルエンザに最初から最後まで翻弄された夏でした。こちらはまだまだ続きます。ご家庭と幼稚園とで協力し、万全な予防と感染した時の冷静な対応を心がけていきたいと思いますのでご協力をお願いします。

[新型インフルエンザ対応について]

夏休み前は「重症化しない」ということでひとまず安心したインフルエンザですが、鹿児島県と兵庫県で29日、新型インフルに感染した患者2人が死亡し、新型感染の疑い例を含めた死者は、国内で7人目となるなど再び緊張に包まれています。学校や幼稚園では新学期が始まり感染が拡大する可能性も高まってきました。以下の注意事項をお読みいただき、適切なご対応をお願いします。

予防について
(ご家庭)
1.外から帰ってきたら手洗いとうがいを必ず行う。
2.できるだけ人ごみを避け、食事や睡眠を十分にとって免疫力を高める。
3.登園時幼稚園の門にて幼稚園備え付けのアルコールにて手指を消毒する。
  ※バス通園の方はバスに乗る前に自宅にて手指の消毒をお願いします。
4.毎日体温を測り37.5℃以上の発熱症状がある場合は無理せず休み医療機関を受診する。
(幼稚園)
1.タオルを毎日持ち帰り常に清潔なタオルを使う。(今までは水・金に持ち帰っていました)
2.各教室に消毒用ハンドアルコールを設置しトイレ後や食前など必要に応じて消毒。
3.保育者は園児の体調管理に普段以上に気をつけ、手洗い、うがいを徹底させる。

感染したら
(ご家庭)
1.幼稚園に連絡。
2.かかった医療機関にて治療・処方を受けて完治するまで登園停止。
3.他の家族に感染しないように注意。
  ※マスクを常時着用(1日1枚以上)汚れたら取り替える。
※咳エチケット(手を当てて人のいない方を向いて咳・くしゃみをする。ティッシュなどを使ったらすぐに捨て手指を良く洗う)の励行。
  ※別の部屋に寝かせるようにいわれていますが、幼児の場合難しいと思います。添え寝する方は1名に限定しマスクを着用してできるだけ予防に努めてください。お母様が妊娠中の場合はお父様と変わっていただく方が良いでしょう。
4.インフルエンザウイルスの飛散を減少させるため、家庭内の湿度を適度に保つ。
(幼稚園)
去る6月19日に、厚生労働省より「医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針」が改定され、「7日以内に2名以上の感染者(教職員を含む)が発生し休業とした場合、保健所へ連絡することになりました。
1.休園措置
※当園の基準として、教職員および園児が7日以内に2名以上感染していることが判明した段階で感染拡大を最小限に食い止めるため、7日間(土日祝を含む)休園にします。
※原則として1名の感染者が発生しても、7日以内に2番目の感染者が出ない場合は休園としません。ただし状況に応じて変わる場合があります。
※在園者の半数以上がバス通園のため、ひとつの学年だけ休みにする「学年閉鎖」は効果がありません。
※休園中に予定されていた行事で延期にすることが難しいものは中止になることがありますのであらかじめご了承願います。
2.保健所へ報告

[台風11号]

31日午前8時現在、気象庁によりますと、台風11号は今日の夕方か夜に関東南部に最接近し、9月1日昼前にかけて東北の太平洋側を北上し進路が西寄りの場合は上陸する恐れもあるとのことです。明日午前7時の段階で、宇都宮市が暴風雨に見舞われ、大雨など警報が出ている場合は登園が危険とみなし園長判断にて休園または自由登園(バスはありません)とすることがあります。連絡は「クラス連絡網」を使いますのでご用意をお願いします。詳しくは4月にお配りした「幼稚園生活の準備」をご覧下さい。

カテゴリー:園だより

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